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【新卒】2020採用の振り返りと2021採用の見通し


2021年4月に入社する際の採用活動(2021採用)について、既に動いている企業もあるかと思いますが、そろそろ本腰を入れて動いていかなければならない時期になってきました。ご検討は進んでおりますでしょうか?
今回は、2020採用(2020年4月に入社する社員を採用する活動)の振り返りと2021採用の見通しについてお伝えできればと思います。新卒採用活動を行っていない企業の皆さまは、新卒採用のトレンドのご理解、または今後の検討材料にして頂ければと思います。
まず話しておかなければならない事は、現在の就活の流れについてです。大学3年生の3月に就職ナビ(リクナビなど)がオープン。経団連に加盟をしている企業(いわゆる大手企業)はここから学生と接点を持つ事ができるようになり、説明会がスタート。そして、6月から選考がスタート、内定解禁となります。経団連に加盟をしていない中小企業やベンチャー・外資系企業はこれには当てはまらず、いつからでも説明会・選考をスタートする事ができます。そういった状況の中、学生がどのように動いていたかという数字を観る事で、企業の動きを推察してみたいと思います。
まずはこの数字から観ていきましょう。『新卒採用を行う学生の数』はどのくらいかご存知でしょうか?正解は43.9万人。では『日本全国の新卒の求人総数』はどのくらいでしょうか?正解は80.4万人。この2つの数字の割り算で出た数字『1.83社』が『有効求人倍率』となります。学生も企業も選ばなければ、学生1人に対して1~2社の内定がもらえる計算ということです。
ちなみに、従業員規模で求人総数を観てみると・・・
・従業員数300人未満の会社の求人数は、44.9万人
・従業員数1000~4999人の会社の求人数は、14.4万人
・従業員数5000人以上の会社の求人数は、5.2万人
この数字を観ると求人総数の55%を300人未満の企業が占めており、中堅・中小企業の採用活動は大手企業との戦いという側面で注目されがちですが、中堅・中小企業同士の戦いという見方もできます。
次に観ていきたいのが『内定率』です。これは学生全体の内、どのくらいの学生が内定を持っているかという割合を示す数字になります。
3月末:12.7%、4月末:39.3%、5月末:61.8%、6月末:74.4%、7月末:80.0%、8月末:82.6%
ちなみに1年前の採用(2019年4月入社)ではどうだったのかというと・・・
3月末:9.5%、4月末:33.2%、5月末:60.3%、6月末:76.3%、7月末:79.7%、8月末:83.4%
ここでのポイントは、3月・4月の数字です。例年に比べ、高い数字と言えます。一方で、6月以降の数字には、それほど変化がありません。2020採用では例年に比べ、経団連主導の就活ルールが形骸化してきており、大手企業でも6月以前に内定を出していたと考えます。2021採用からは、政府推奨の就活ルールとなりますが、益々その傾向は強くなると考えます。そうなると、内定時期が早期化していくという可能性が高くなります。
内定時期が早期化していくという事は、3月から説明会をスタートしていたのでは手遅れになるという事を意味しています。そうです、ナビ媒体が3月にオープンする前に手を打つ必要があります。そういった中、どう迎え撃つか?
私がお勧めするのは、学生へのスカウト機能に特化したサービスです。代表的なものは「OfferBox」というサービスになります。先日の日経新聞でも取り上げられていましたが、これからの採用活動は、待っていては良い人は採れません。こちらから仕掛ける手段を持ち、その方法を早期に確立していく事がマストだと考えます。ぜひ一度ご検討頂ければと思います。







【金入 常郎(かねいり つねお) 】
株式会社小宮コンサルタンツ コンサルティング事業部 マネージャー チーフコンサルタント
早稲田大学社会科学部卒業。基幹システム(ERP)の導入コンサル及び、採用・教育コンサルを経て現職。これまで、基幹システム構築、業務改革、組織活性化、ブランディング、新規事業立ち上げなど様々なコンサルティングやプロジェクトに携る。現在でも、採用や教育など、お客さま先での各種プロジェクトの支援や会計、マーケティング、お客さま第一主義など、各種研修に携わっている。
■担当分野 採用支援、組織活性化、基礎力向上、各種プロジェクト支援

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