母の日

先月の母の日に、息子がさくらんぼとカーネーションを贈ってくれました。食べてしまうのはもったいないと思いましたが、美味しいうちにいただきました。

さくらんぼには想い出があって、私もまだ24歳、初めて出産して入院している時に、親戚の方から桐箱入りのピカピカに並んだ大粒のさくらんぼをお見舞いにいただきました。国産のとっても綺麗なさくらんぼをひと箱、しかも全部私が食べていいなんて!夢のようでした。初めての出産の感動と、無事に産まれた安堵感、退院するまでの僅かな安らぎ、そしてピカピカのさくらんぼ独り占め。これ以上の幸せはないと思いました。何度となく話したことを覚えていての母の日のさくらんぼだったのか、はたまた偶然か…?

私を産んだ時の想い出話しは、いつも難産で寒くて辛かったと言う母。年老いて「お母さんに叱られてばっかりなんだよ」と孫に愚痴ったらしく、息子から「あんまりおばあちゃん怒ったったらあかんで!」と息子から叱られました。80歳になる母に、あと何回母の日のプレゼントができるのか。母の日のプレゼントをもらえることも、プレゼントを贈れることも有難きことです。

【高橋 知子】

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