オンライン化の波


6月に入り、少しずつではありますが、感染対策を取りながら日常生活を送ることができる有難さを感じています。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
仕事では、すっかり定着したオンラインですが、ついに私の実家にも、遅ればせながらオンライン化の波が到達したようです。
母の誕生祝いをするので、オンラインなるもので参加することはできないかと、妹から連絡がありました。オンライン帰省という言葉を聞いてから、考えないわけではありませんでしたが、IT化が進まない実家のこと、現実的には課題も多くそのままにしていました。重い腰を上げてまずは接続テストをしてみると、何とか行けそうです。マイクやカメラの様子、パソコンの設置位置など確認して迎えた当日。Zoomを繋ぎスタンバイしたパソコンのモニタには布巾をかけて隠しておき、母が入ってきたところで、サプライズでオープン。母の「えっ?これ、今なの?」という謎の質問に答えるところから、オンラインパーティーはスタートしました。
甥っ子からは「元子ちゃんは、画面でもちゃんと目が合う」と高評価をもらい、この数か月、相当数のオンラインセミナーを実施してきた成果を実感。母も毎日ワイドショーを観ていて、リモート出演者が伏し目がちで目が見えない(モニターに映る相手を見てしまい、レンズの位置とズレるため)ことがとても気になると、視聴者ならではの鋭い意見。仕事でオンラインを利用していない人でも、オンラインでのコミュニケーションにおける違和感を持っていることを知り、とても勉強になりました。
例年であればGWに帰省して、東北の遅い桜を家族で楽しんでいたのですが、今年はそれも叶わず。母の日も、母の誕生日も、甥っ子たちの進学、進級祝いもできない春でしたが、それを取り返すかのように、オンラインで話し、笑い、楽しい時間を過ごしました。「わざわざ帰って来なくても、もうこれで充分だね」と言われたのには苦笑いでした。
井出 元子

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