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体調を整える・・・遊びか休養か

結構ハードな毎日を送っていますが、おかげさまで元気に毎日を過ごしています。

このところでも2週間前にはお客さまとニュージーランドへの視察ツアー、先週は鹿児島、大阪への出張があり、昨日もテレビの収録のために大阪にいましたが、夜に関東に戻り、午前中仕事した後、この原稿はまた大阪に行くための羽田空港のラウンジで書いています。結構ハードな移動をしていますが、体調が良いので助かっています。

健康には元々注意していましたが、11年前に肺がんの手術をし、右肺の4分の1ほどを切除してからは、以前にも増して健康に注意しています。ただ、その頃よりも今のほうがずっとスケジュールや出張が多いのも事実です。それでも、手術後は一度も病欠したことはありません。講演に呼ばれることが多いため、休むというわけにはいかないのです。中には私一人の話を聞かれるために、遠くから来て下さる方もいらっしゃいます。「風邪を引いたから休む」とはとても言えないのです。

私の最大の健康法は、何と言っても眠ることです。夜更かしをすることもほとんどありません。通常は11時になる前に床につきます。とくに、出張先では、決まったホテルに泊まることが多いのですが、出来るだけ早く眠るようにし、普段より多く眠るように注意しています。

移動の列車や飛行機の中では、原稿を書くことも多いのですが、余裕があれば眠ります。その際に、必ず行っていることは、新幹線ならグリーン車備え付けの毛布をかけることです。夏でも毛布を掛けます。車内が意外と冷えることは少なくありません。飛行機でももちろん同じです。新幹線には年に150回程度、飛行機も50回ほどは乗りますが、体が冷えることは避けるほうがいいと考えています。

休みの日の過ごし方にも注意をしています。休みの日は、普段よりゆっくり起きて、午前中は物書きをします。体調も良く、頭の調子も良い時の物書きは最高です。「休みの日も仕事をして気分転換になるのですか?」という質問をときどき受けることがありますが、ひとりで静かに、でも頭をフル回転させながら物書きをするのが、私には最高の気分転換なのです。書かないほうがストレスが溜まります。そして、普段は午後はゆっくりして、場合によっては昼寝をして、夕方に近所を1時間ほど歩くことも少なくありません。

休日を目いっぱい遊ぶという人も少なくないでしょうが、私はそれをしません。翌日からの体調が狂うことが嫌だからです。「よく働いて、よく遊ぶ」とはその通りなのですが、本当に世間から認められるような実績を出しているような人ならともかく、それほどでもない人が、「よく遊ぶ」だけを行っていて、世間から認められるはずがないことは明らかです。

リフレッシュすることはとても大事なことですが、それも過度に過ぎると翌日からの仕事に影響が出ます。仕事で自己実現しようと考えない人ならそれでいいでしょうが、経営者であろうが、ビジネスパーソンであろうが、プロとして活躍し、プロとして成功しようとする人の場合は、よほど才能に恵まれた人以外は、休日でも体調を優先することがとても大切なのではないでしょうか。

【小宮 一慶(こみや かずよし) 】
経営コンサルタント。株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役会長CEO。十数社の非常勤取締役や監査役、顧問、名古屋大学客員教授。
フィールドでの実践をもとに、企業規模、業種を問わず、幅広く経営コンサルティング活動を行う一方、年百回以上の講演を行う。新聞・雑誌、テレビ等の執筆・出演も数多くこなす。著書130冊超、累計発行部数350万部以上。

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